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【心理学】レミニセンス効果からわかる、昼寝の有用性

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仕事ができるようになりたい、勉強の成績をあげたい、部活でレギュラーをとりたい、そんな向上心を持つ方々にぜひお勧めしたいのが昼寝です。

その根拠をレミニセンスという認知心理学の概念からご紹介します。

レミニセンス効果とは

レミニセンスとは記銘した直後よりも、一定時間が経ってからのほうがよく記憶を想起できることを表す。 レミニセンスはワード・ホブランド効果とバラード・ウィリアムズ効果に分けられる。
Wikipediaより引用)

受験や資格の勉強でいわゆる「一夜漬け」が良しとされていないことは耳にしたことがあると思います。その話の根拠がレミニセンス現象です。

一定時間休憩や睡眠をとることで、記憶の想起の邪魔になる集中力の低下や飽きが解消することで、記憶が定着したり深まったりするようです。寝てる間に記憶が整理されるともいわれますね。

効果は勉強だけじゃない!

意外と知られていないのは、この現象は運動記憶や視聴覚記憶でも起こるということです。すなわち、どんな分野でも寝ることでパフォーマンスが上がるともいえるでしょう。

できる人ほど休憩の重要性を心得ています。昼休みを友達や同僚との不毛な会話に花咲かせて終えるなんてもったいないのです。せっかくの記憶を整理する時間をもっと有効に、すなわち昼寝に使ってみてください。

必ず午後からのパフォーマンスが上がりますよ。

昼寝だけでなく、やはり夜の睡眠も同様の理由で大事です。特に受験生の皆さん、無理に詰め込むよりも寝ましょう。

(image by amanaimages)


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